雪庇発生を防ぐ
勾配のない平らな屋根にできる雪庇を防ぐ製品
特許登録製品(第3517658号・第3606320号)
- いろいろな屋根に取付可能
- 豊富なカラーバリエーション
- 試験結果が証明丈夫で長持ち
コーニスカットは、勾配のない平らな屋根にできる雪庇(風により雪が軒先を巻き込む現象)を防止する製品です。
コーニスカットの内側に積もった雪は、南東の風により融けやすくなり、雪庇を防止しながら雪を融かす役割を果たします。
スノーダクト屋根・パラペット・各種鋼板屋根などに取付け可能です。
大気暴露試験結果から計算した数値が、抜群の強度と耐久性を証明しています。
施工実例ページには設置例を全国的に掲載しています。
参考図
※現場の状況によって取付方法は異なります。
雪庇が発生するのは・・・
- 廻りの環境に左右されますが、屋根に積もった雪が、風の流れにより渦を巻いて上から横から下から付着して大きくなり、屋根からはみ出した状態になるのを雪庇と呼びます。
屋根のパラペット部分を通過した雪は、渦巻きとなった風によって回り込み、もともと粘着性質を持つためパラペットの積雪部分にくっついて発生、どんどん成長し、雪庇となります。
- この雪庇が怖いのは、屋根の上の雪が建物よりはみ出ているため、雪の粘着性で保持できている間はいいのですが、雪庇の方が重くなった時、耐えきれず突然落下する事です。また、少しずつ融けた雪は水となり屋根部分にたまり、またそれが冷やされて凍ると屋根を滑りおち、そのまませり出して今にも落ちそうになります。この状態だと、積雪はほぼ氷化しているため非常に危険です。
雪庇ができない仕組み
- コーニスカットを設置することで自然の風の力をコントロールし、屋根雪が風に飛ばされても積雪部分に付着しないよう、建物から離していきます。また、コーニスカットは設置場所の条件により高さが調節できます。
(注)気象条件により、【コーニスカット】で止められた先の積雪にさらに雪が付着し、小きな雪庇が発生する場合があります。
雪融けしやすくなるのは・・・
- コーニスカットがある場合
天候が回復し、暖気の流れができると、図のようにコーニスカット側から流れ込んでくる暖気流により、コーニスカットに付着している雪は温められ、雪融けを促進します。
(注)気象条件、屋根構造等の条件により異なります。
設置に関するご相談等、お気軽にお問合せください。
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